でも何故かプログラミングスクールではプログラミング言語にRubyを教えているところが多いです。
本当はどっちが正しいのと分からなくなっている駆け出しエンジニア志望の方向けにこの記事を書いています。
このRubyオワコン説がある理由について説明しようと思います。
そもそもプログラミング言語って?
未経験の人にはIT業界のことは未知の言葉だらけだと思いますが、プログラミング言語とは今見てもらっていますブログとかを作っている元となる言語のことです。
このブログですとPHPという言語で作られています。
スマホの画面やカーナビなどはJavaという言語で作られていたり目的に応じて異なるプログラム言語が使われています。
ITエンジニアになる場合は全ての言語を覚えるのはほぼ不可能なので目指す分野に合ったプログラミング言語を学習して覚えていきます。
よく業界歴が長くてこじらせてしまった人が「この言語はオワコン」とか「今どき○の言語を使っているようでは駄目」みたいな事を語っていたりします。
たぶんこのブログもRuby+オワコンみたいなキーワードで来られた方が多いでしょう。
言語のオワコン話はあまり気にしないでください。
別にどの言語が悪くてどの言語が素晴らしいというのも無いので仕事で使うことになれば黙って覚えて使うくらいの柔軟性があった方が業界を生き残れます。
実際に私はあまり仕事を選ばないタイプですのでWeb系のPHPやPythonも使いますし、VB6でも高額報酬で仕事になるなら使います。(ちなみにVB6は20年近く昔の言語です。)
Rubyもプログラム言語のひとつ
プログラミングスクールの講義内容を調べていくとこのRubyという言語を使っているところが多いです。
Rubyは日本人が作った言語で使いやすさ重視で設計されています。
クックパッドや価格.comのサイトでも採用されており実績もあります。
使いやすい理由のもう一つがRuby On Railsというフレームワークがあるのも理由です。
フレームワークというのはプログラムを書くうえで決まったルールを元に作る仕組みのことです。
画面はこのルール、機能を呼び出す時はこのルールなど決められた中で作成します。
この辺りは難しい話になりそうなので簡単に説明しましたが、とにかくこのフレームワークがRubyの使いやすい理由になっています。
見た目でやっている感を体験できる
Javaなどの言語ですと勉強して何十行もやっとの思いで書いたのに表示される内容が黒い画面に文字が出るだけみたいに結果が非常に地味です。
でもこのRuby On Railsのルールに従い数行プログラムを書くと見た目も綺麗な画面が簡単にできます。
しかも他のJavaやPHPといった言語より書く内容も簡単なので初心者にはとっつきやすいのです。
そのため初心者の人でもちょっとコードを書くだけでプログラムをやっていると体感できるのでプログラミングスクールは多く採用しているのです。
だいたい3ヶ月程度のカリキュラムの中で他の言語を覚えるよりはRubyの方が教えやすいというのもあるんでしょう。
お手軽すぎるのが勘違いの元に・・
プログラミング言語が使いやすいというのはいいことです。
しかし初心者が色々出来るRubyから始めるとこんな勘違いをする人も出てきます。
- プログラムってこんな簡単なんだ
- これで月100万とかもらえるならIT業界はちょろい
- これならいきなりフリーランスになってもやっていける
これはどこのプログラミングスクールとは言いませんがこんな事を思わせる元になっています。
実際にささっと見た目が綺麗な画面を作れるのもあなたの才能ではなくRuby On Railsの開発効率がいいことにあります。
Rubyが書けるからといっていきなり現場の一線で活躍できると思わないように注意してください。
実際の開発ではこのお手軽にしてくれている部分より幅広い知識が必要になってきます。
実はRubyのシェアは高くない
ITエンジニアになるためにRubyを勉強したのだからIT業界ではよく使われているのだろうなと思うかもしれません。
しかし現実は画像のような状態です。
これは一例ですが、あるフリーランスのサイトで保有している案件数です。
2021/01/06に調べたのですが、関東でもわずか7件とrubyの案件が激減していました。。
年始の1月というのもあるかもしれませんが、かなり減っているようです。
さらに東京以外の地方になるとRubyの案件は数えるほどしかありません。
このシェアを分かって始めの取っ掛かりであえてRubyを教えているプログラミングスクールがあるのも事実です。
このなぜRubyを教えているのかというのは重要なので特に東京以外の人は気になるプログラミングスクールがあればカリキュラムの方針について確認してください。
プログラムはかなり地味
未経験の人がイメージするプログラムってすごいキーボードをカタカタ叩くだけで見た目も動きもある画面がぱっと出来るものだと思います。
しかし現実は画面に部品を置く前に設計を考えて動きも仕様に沿ってと準備や制約があります。
さらに完成後のテストもひたすら地味な作業です。
どうしてもプログラミングスクールではやった感を体感してもらうために開発は楽なんだと思いがちです。
転職活動も成功して実務のプログラムを始めた時にイメージと違ったとならないように気をつけてください。
実践的な教育を受けたい
昨今のプログラミングスクールブームで新規も含めて様々なスクールがあります。
カリキュラムも期間も金額もバラバラで迷っている方も多いはずです。
私の時代は専門学校で学んでというパターンが多かったのですが、今は社会人の他業種から目指す方が増えています。
そんな状況とプラス今のコロナの影響もあり転職に不安材料が増えています。
実際にプログラミングスクールを複数見て私が習う価値があると思った一つにがあります。
コースが3種類に分かれて、仕事を辞めて短期で勉強する人、仕事を続けながらエンジニアを目指す人にも対応するようになりました。
今の御時世ですと退路を断って進むよりも今仕事があるならしんどいですが、続けながら勉強することをオススメします。
もう一つメリットとしてでは国の補助金対象にもなっているため格安で学習が可能です。
これは他のプログラミングスクールにはないメリットです。
一般的なプログラミングスクールでは卒業後は卒業作品であるポートフォリオを作り自分で転職活動するのがほとんどです。
DMMというITにも強い母体がありますのでただポートフォリオを作らせて転職活動をしてくださいというプログラミングスクールよりも頼れます。
優秀な生徒になれたらドワンゴなど有名企業への紹介もあるようです。
随時無料の事前相談会もしていますので興味があれば聞いてみるのもありです。
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