友人と起業はありか?実際に体験した人が語ります

ITエンジニアの生きる道
仲のいい友人から一緒に起業しないかと誘われたらあなたは
乗りますか?
社会人で働いているとそういう転機が訪れることがあります。
本当にありなのかを実際に体験した私が語ります。

起業やベンチャーってかっこいい?

私は新卒で社内SEから経歴がスタートしました。

その社内SEを辞めた理由が友人から起業するので一緒に働こうと
誘われたためです。

当時は若かったのと独身という理由もあり何も考えずについていこう
と思いました。

あとはベンチャーみたいでかっこいいなという安易な気持ちでした。

ひたすら働く毎日

友人も同じIT業界で働いていて私より先に仕事をしていて、その
仕事先から仕事をもらう形で独立しました。

始めの仕事はそれしか無かったので、他の仕事を探すことから
はじめました。

仕事場は友人のアパートの一室でしてました。

仕事を探すために二人で色んな会社に片っ端から電話をしました。

社内のシステムを格安で作るので話だけでも聞いてほしいという内容です。

ほぼ相手にされなかったのですが、何社か簡単な仕事をもらいました。

単価は10万20万円程度の世界でしたが、仕事の無い状態だった私達には
ありがたかったのを覚えています。

そこからさらにシステム会社と繋がることが出来て仕事を回してもら
えるようになりました。

しかし仕事を回してもらえるとはいえ単価は激安でした。

そんな中利益を上げるにはどうすればいいか考えた方法は

「圧倒的な労働量で単価を上げる」

ひたすら寝る間も惜しんで泊まり込みで開発を行い、通常の倍くらいの
単価を得れるようになりました。

労働でカバーは続かない

何とか二人暮らせるくらいの金額は稼げるようになりましたが、無理を
続けないと稼げないのと社内SEの頃と比べて3倍以上は働いていました。

そこからもう一人メンバーが増えて多少は労働環境が改善されました。

それでも深夜まで仕事は当たり前です。

そんなある日3人で話し合ってサービスを作ろうという話になりました。

サービスとは今で言うメルカリやLINEみたいに多くの人が使うシステムを
いいます。

そこからは開発の仕事を生活出来るくらいの量に抑えてあとはサービスを
出すためのアイデアを出し合いました。

アイデアが形となりあるサービスをリリースしたのですが、全く広まり
ませんでした。

そこで新たに営業マンを雇おうということになりました。

会社は生き物

営業マンを雇ってから会社の方針が一気に変わりました。

長時間労働で稼ぐスタイルからある程度の開発が出来るプログラマーを
スカウトして他社に紹介する仕事も始めました。

これがいい感じに当たり開発の仕事をやめてサービスに注力するように
なりました。

さらに売上が上がっていくと経理作業も煩雑になり新たに経理を雇う
ことになりました。

人も増えてきたのでアパートの一室から事務所を借りるようになりました。

サービスも売れ始めて問い合わせが増えたため、サポート部門も新設
されて2人で始めた頃より人もずいぶんと増えました。

自分の居場所は無いな

人が増えてくると自分より有能な人も出てきます。

私は初期メンバーでありましたが、少しずつ立場が弱くなりました。

元々交渉力は弱くあまり発言しない方でしたが、会社のスタイルが
変わり営業能力のある人の方が評価されるようになりました。

正直給料は社内SEの頃よりずいぶん上がりましたが、始めに働いて
いた頃に比べて随分息苦しくなったように思いました。

結局友人と始めた会社は3年ほど働きましたが、結局辞めることにしました。

最後の決断は逃げ癖のある私の弱さでもあったかもしれません。

ギラギラしている人の方が向いている

起業やベンチャーというとかっこいいと思っていただけの私でしたが、
実際に働いてみて分かりました。

大手に比べて人が少ない分、評価されるのも早く昇給もすぐです。

しかし自分から進んで行動して発言もしていかないと社内での地位が
保てません。

私のように黙々と作業をしたいような人は合わないでしょう。

発言が無いと評価もされません。

逆に自分から進んでアイデアを出せる人や自信が誰よりもあると
いう人には大手よりもおすすめできます。

・起業初期は仕事を探すことから始まる
・会社のスタイルは人が増えたり仕事内容が変わりどんどん変化
していく
・大手とは違い発言が無いと評価されない。開発ができるだけでは
居場所は無くなります。

 

コメント